建設や不動産開発などの産業分野においてドローンは新しい測量機器として認知されてきています。
測量用のドローンは高精度な計測器を搭載しているため、一般的な空撮用ドローンとは取扱い方法やデータ処理技術が異なります。
しかしながら、小型の空撮用ドローンと同じように使用ことで精度の低下や誤ったデータ収集につながってしまうケースが多々あります。
本カリキュラムでは初心者の方でも正確に「写真測量」「レーザー測量」用ドローンを取扱える技術と知識を身につけて頂くとができ、
i-Consutractionおよび公共測量に対応できる内容となります。

「人材開発支援助成金」対象コース

特徴

  • 測量用ドローンの選定と取扱い方法
  • 散布物(薬剤など)の取扱い方法
  • 航空法(承認・記録)をはじめとした各種法令手続き
  • 実技訓練
  • 試験合格者は「ドローンビジネスマスター(散布)」資格を取得

カリキュラム

【コース概要】
1.測量の基本・安全な計測手法
2.測量用ドローンの取扱い、メンテナンス
3.測量見積、リスク管理、業務注意点
4.飛行計画の作成、通報要領
5.測量で必要となる飛行技術訓練 など

【スケジュール】
○1日目 (座学 3時間:実技 2時間)
10:00ー11:00「実技」 (基礎)ドローン機体の取り扱い方・飛行前点検
11:10ー12:10「実技」 (基礎)アプリ使用方法・基礎飛行訓練[離陸・着陸]・飛行後点検
ーーー昼休憩 12:10~13:00ーーー
13:00 ー14:00 「座学」(基礎)無人航空機について・機材・ルール・電波・気象
14:10ー15:10 「座学」(基礎)点検・安全管理・飛行計画
15:20ー16:20 「座学」(基礎)関係法規・業務飛行

○2日目 (座学 3時間:実技 2時間)
10:00ー11:00「実技」 (基礎)測量用ドローン機体の取り扱い方・飛行前点検
11:10ー12:10「実技」 (基礎)測量アプリ使用方法・基礎飛行訓練[離陸・着陸]・飛行後点検
ーーー昼休憩 12:10~13:00ーーー
13:00 ー14:00 「座学」(基礎)無人航空機について・測量用機材・ルール・電波・気象
14:10ー15:10 「座学」(基礎)点検・安全管理・測量飛行計画
15:20ー16:20 「座学」(基礎)関係法規・測量業務飛行

○3日目 (座学 2時間:実技 3時間)
10:00ー11:00「座学」 (測量)測量センサー・RTK・PPK・GCP・データ精度向上手法
11:10ー12:10「座学」 (測量)安全な測量・フライトパターン・オーバーラップ設定
ーーー昼休憩 12:10~13:00ーーー
13:00 ー14:00 「実技」(基礎)基本飛行訓練:グリッドパターン・地形追従飛行・Attiモード対応
14:10ー15:10 「実技」(測量)測量用ドローン機体の詳細設定と操作
15:20ー16:20 「実技」(測量)基本測量訓練:自動飛行・マニュアル調整・緊急時対応

○4日目 (座学 2時間:実技 3時間)
10:00ー11:00「座学」 (応用)測量データの処理・解析・出力方法
11:10ー12:10「座学」 (基礎)座学試験
ーーー昼休憩 12:10~13:00ーーー
13:00 ー14:00 「実技」(測量)専門飛行訓練:地形測量・建造物測量・体積計算飛行
14:10ー15:10 「実技」(測量)高度技術訓練:GPS不良時対応・風条件対応・障害物回避
15:20ー16:20 「実技」(基礎)実技試験

〜〜〜スケジュールは天候などにより変更となる場合があります〜〜〜

【最低日数・金額】 3日間・44万円(税込) 認定証発行費用を含みます

このカリキュラムでは、測量の基本知識から始まり、専門的な測量技術、データ処理方法まで段階的に学べる構成になっています。実技と座学のバランスを取りながら、測量業務に特化した内容となっています。